2005年 梨畑の様子

2005.1 葉を落とし、春をじっと待っている。

2005.3 幸水の花芽

2005.2 剪定作業(余分な枝を切り、樹形を整える)

2005.4.16 開花(例年より1週間位遅い)
梨の開花は、晩生種より先に咲きます。

2005.4.16 日本ミツバチ
        による自然交配

2005.4.17  人工交配

2005年3月 剪定枝チップ

2005.4.26 受粉ok この中から選別し
           秋には美味しい幸水に

2005.4.23 遣りたくない仕事・農薬の散布、
   今年はSSを更新
        キャビン付きで作業は快適

        2005.4.20
親戚の薔薇科のリンゴの花(つがる)

 梨やリンゴの花に負けじと
         紅白で咲き誇る ハナミズキの花
               2005.4.26

梨畑でミスマッチの花
  ハナミズキ、でも綺麗だよ!
寒気厳しい1〜2月
春まだ浅い3月
花の便り次々と 4月
薫風かおる 5月

2005.05.01 満開から15日目 
葉の展葉が進む

2005.05.01  豊水の結実

2005.05.01 幸水の結実

2005.05.01 新高の結実

2005.05.01
    満開後半月の様子

2005.05.01 二十世紀の結実

休眠期から、白い綺麗な梨の花そして美味しい梨になるまで一年間をお届致します。
当農園では、色々な工夫をしながら、減化学肥料・減農薬で栽培をしております。

美味しい齋藤農園の
梨が出来るまで。

美味しい梨を目指し、寒い中の作業

2005.05.03 第2回目草刈り
自然に任せた(雑草)草生栽培

草刈り前の西洋タンポポ

摘果作業の様子

摘果前
 ↓

      摘果後

上記2枚の写真はチョット分かりずらいですが、摘果前&摘果後の比較です。

5月3日よりパートさんを
頼んで、摘果作業開始

この時期は、前年の貯蔵養分で成長しています、限られたエネルギーを無駄に消費しない為、摘蕾・摘花・摘果は出来る限り早期に行う事が、大きな梨の生産につながります。だからパートさんの力を借りて作業を行っております。
1芽に約8個の実が出来ます、その中の3〜5番目で果形の良いものを残します。
この時期は、1芽に1果に整理し、6月に最終の摘果を行い、10a当たり約8,000果位に整理する。

蒟蒻の花

梨畑の周りを利用して、直売所&自家用に蒟蒻を栽培しております、何かグロテスクの花ですね。

  2005.05.03 気持の良い日
摘果作業の午後の小茶(オヤツ&休憩)

世間話に話が弾む。

2005.05.08 毎日続く摘果作業

    棚の高い所に使用
 お風呂の椅子にゴムバンドをつけて

うんー、迷うな!

       2005.05.23 
コンフューザーN(フェロモン剤)の設置

コンフューザーNは、ハマキムシ・シンクイムシ類
のメスの性フェロモンの匂いを発し、交尾のかく乱
により害虫の発生を抑制し、農薬散布が抑えら
れる。

6月 いよいよ梅雨

2005.06.01 満開から約45日
  葉数がどんどん増えて着ました

果実も日に日に肥大が進む
2005.06.01現在直径29mm 

2005.06.05 ムクドリ等の野鳥から果実を
        守るため防鳥網を張る
        左右から網を寄せ中央で繋ぐ

りんご(津軽)も肥大が進む

2005.06.12 屑大豆にEM活性液を染み込ま
せ、米糠と混合して施肥

タカキタブレンドキャスター
有機物等を攪拌混合し、自走
して施肥が出来る。なかなか
便利な機械です。

大豆と糠を施肥した様子

梅雨で病原菌が活動する時期、
  効率的な農薬の散布が求められます。
  希釈水に雨どいから雨水を利用 1000gタンク

農薬を散布するSS(スピードスプレアー)
  タンクは500g入る、全園に1回
  1000gを散布する。

2005.07.01 定点観測果 直径48mm

2005.07.01 満開から約75日目の様子

梨の厄介な病気「黒星病」

梅雨の時期草も良く伸びる
  明日は土曜日(7/2)天気だったら
  草刈りだ!

玉の成長をノギスで観測

7月 あと1ヵ月ちょっとで収穫
最後の追い込み、園主も梨も互に頑張ろう!

2005.07.02 ほんとに草は
     元気、今年4回目の草刈り

8月 いよいよ収穫期

8月1日の様子 

収穫まで秒読みの幸水

収穫の目安は交配後約110日(幸水)
我が家では、「ハウス」「成長ホルモン剤」
等は使わず太陽にお任せ。今年は稲と同
様、春先の低温で約一週間位遅れている。
幸水が8月7日頃から収穫開始の予定です。

9月下旬収穫予定の『新高』は袋の
中で成長中、袋を掛ける栽培する梨
は、我が家では、『新高』と『二十世
紀』梨です・。

梨畑の片隅で元気な林檎

8月下旬には収穫できる『津軽』
      少し色づきはじめる。

7月18日 関東地方梅雨明け

8月3日 ようやく東北南部地域
梅雨明け、観測史上3番目の遅さ

8月8日より幸水の収穫開始(昨年より8日遅い)

この処の真夏日で、日に日に果実は肥大し
糖度ものって来ています。

明るくなるのを待って午前5時頃から収穫開始
(梨も人間の為にも、涼しい内に収穫)

我が家では、贈答用の宅急便が八割くらいです
が、収穫を開始した幸水は、旧盆までに送ってて
方が多く、今年はスタートが一週間遅いため大忙
しい。

 収穫台車(左)と果樹園使用の運搬車、
 運搬車には小物を入れる籠とクワガタ・カブト
 ムシを入れる虫籠を装備

蚊取り線香、無防備で行くと蚊に
ボリボリにされる。

  鉢巻きをして頑張る選果作業
  我が家では重量選果(商品名 お手伝いさん)

予めサイズ毎に重さをセットしておくと
コンテナから梨を取ったり・入れたりす
る度に、音声でサイズを知らせてくれる
中々のスグレモノ、重宝している。

こんな感じ包装しています。

5Kg箱の贈答箱に詰めた状態(4Lサイズ)

選果・箱詰めが完了し発送を待つ贈答用の5Kg箱
最近は、殆どの地域が翌日には配達となる。

『アブラゼミの豊作』こんなの自慢に成ら
ないけど、余にも一箇所にいっぱい居た
から。同じ梨の樹でもセミの好む樹があ
る見たい。

贈答梨の集荷 我が家では特別指定が無い場
合は、クロネコヤマト便を利用しております。

最近は庭先まで集荷に来てくれるので、この忙
しい時期は助かる。

バーコードで1箱づつ配達先を入力。配達伝票
のコード番号によりクロネコヤマトHPで配達状
況が確認できる。

積込み完了し出発進行!、宜しくお願いし
ます。

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2005.08.26未明 台風11号の通過

8月26日 台風11号は伊豆半島をかすめ、東
京湾を北上し千葉市へ午前5時ごろ上陸。勝浦
市では瞬間最大風速38.5mを観測したとのこ
と、11号は風雨共に非常に強い台風でした。

梨園は、防風対策に18gのポリタンク(通常は
EM活性液を入れる)に水入れ、重みを利用して
マイカー線で棚を固定し梨の落下を防止。無防
備だと、棚が30cm位上下に振れ、果実が落下
する。

我が家では、対策が功を成したか約1割弱の落
下ですんだ。管内の梨園を回って見ると、防風網
は飛ばされ、50%位落下している園もあった。
被害に遭われた園には、心からお見舞い申し上
げます。経済的には勿論ですが、精神的にも非
常疲れます。

ポリタンクを利用して、棚を固定し振れ止め
の対策した様子

2005.08.28 豊水の収穫開始

今年もお天道様の恵みを一杯受け、美味しい豊水梨が稔りました。

アブラゼミの醗酵?

アナログ式の『糖度計』
  梨(幸水・豊水)の糖度は13度くらい

早生リンゴの『つがる』も収穫期、
       爽やかな酸味が口の中へ!。

2005.08.22  幸水梨の収穫終了 

 8月8日から収穫開始した幸水梨は22日で収穫
が終了しました。今年も多くの方に齋藤農園の幸
水を食べて頂く事ができ感謝しております。
 収穫の終わった幸水は、既に来年の花芽は出来
ており、今後葉が落葉するまでの間、お天道様から
エネルギーを一杯頂き、来春、花や葉が元気に芽
吹く様、その養分を樹に蓄える為収穫後も頑張って
おります。
 農家は収穫の終わった樹に、収穫のお礼と貯蔵
養分生産のために、肥料(通称『お礼肥』)を施しま
す。

お疲れ様でした。来年宜しくお願いします。

2005.10.08 豊水も収穫が終り草刈りをした梨畑
         来年に向けて、落葉する間エネルギーを蓄積中

2005.10.08 現在収穫中の晩生の新高梨

2005.09.18 豊水梨の収穫終了

2005.09.23 新高梨の収穫開始

新高梨は、1個平均700gくらいで、中には1kgを超
えると言う大きな立派な梨です。
しかし、高温に弱く今年の様に9月でも30℃を越す
日が続くと、果実が日焼けする。品種の特性で、袋
を架け、葉の下で育つ様に技術的に補うしかない。
また収穫適期の判断も難しい梨です、熟期を誤る
と硬くて甘みは無くゴリゴリの梨、熟してくると果実
が横に肥大します。未熟な新高はどちかと言うと縦
長、熟してくるとお尻が広がり、ちょっと扁平した感じ
になります。
適期に収穫された新高は、サクサクとした歯触りと
独特の甘さが上品で、梨の王様とも言われています。

袋を裂いて、熟期を確認

2005.10.23 秋防除

10月22日新高梨の収穫も終り、いよいよ本格的に
来期に向けてのスタートです。
この時期、梨の樹では葉が落葉するまでの間に来春
の「花」や「葉」が元気よ開くための養分を蓄積中です。
また、梨栽培上で厄介な『黒星病』の病原菌も来期に
向けて花芽や葉芽に越冬の準備をしております。そこ
で越冬菌を極力少なくするため、秋防除を実施します。
越冬菌が無ければ、来期の黒星病の発生も少なく生
育期間中の薬剤散布を減らす事が出来ます。

     幸水の花芽
小筆の先の様なふっくらとした
形が理想的ではす。

                 2005.10.23
春先、梨の花に負けじ綺麗に咲いていた
ハナミズキ、葉の紅葉と共に実も真っ赤に!

2005.10.23 紫式部も綺麗に色付いて

2005.11.09 新雪梨の収穫

我が家の今年のチャンピオン 1250g

我が家では今年最後の梨の収穫です、今年は
お米を始め、全て作物の収穫が昨年に比べ遅れ
ておりますが、新雪も10日遅い。
新雪梨は晩生で大きな梨で、平均800g/個です。
特に意識して大きな梨を作ろうと管理した訳では
ありませんが、写真の新雪は直径145mm、重
量は、1250gと、今年のチャンピオンです。

2005.11.19 牛ふん堆肥の施肥

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岬町石川牧場より牛ふん堆肥を購入
2トンダンプで運搬

ビニールハウス内で牛ふんを定期的に
攪拌をし乾燥した堆肥が出来上がる